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信頼と共存

こんにちは。

先日、友人の結婚式が沖縄本島でありました。
そこから少し足を伸ばし、以前から行ってみたかった西表島に行ってきました。

そこで、とても感動したことがあったので、書きたいと思います。

西表島もとても感動したのですが、西表から水牛に乗って由布島に渡ったときの話です。
由布島までは 往復 各、約10分くらいの道のりなのですが、復路の先導さんのお話が素敵でした。

46頭の牛がいて、すべてに名前がついていて顔をみればわかるということ。
週休2日を守っていること。
育児休業制度があり、孔子と母牛は長い間一緒にいられるということ。
(産休制度もあるそうで、産んで育ってを繰り返す牛は、ずっと働かなくていいと笑っていました。)
老後は、老人ホーム的なものがあるということ。
鞭でたたいて、教えるのではなく時間をかけて言葉で教え調教すること。
(言葉はわかなくても気持ちは通じるとおっしゃってました。実際に左へというと曲がったので驚きです!)
牛が死んだ後は、お葬式をしてみんなで泣くということ。

上記の話を聞いただけで、牛への愛情を感じました。


その他に実際に現場で感じたのは、
牛舎をひく、牛の首が苦しくないようにバランスを必ずとり乗客が移動すること。
力の強い牛や雄牛は大きな牛舎をひき、雌牛や小さな牛は小さな牛舎を引いていました。
能力あるものが出来る事をするって人間みたいだなと思いました。。。
子牛や老牛の為に、頑張って働くんだなと心が温かくなりました。

実際に、ここの水牛たちは20年くらい寿命が長いそうです。
大切に育てられているんだなと感じました。
もしかしたら、育てるなんていったら失礼になるかもしれませんね。

この共存がすばらしいと、牛舎に牛を育てている方々がに見学に訪れるそうです。

人間社会でも、会社でも家庭でも同じだと思います。
お互いがお互いを思い、人の為に自分が出来る事を頑張る姿勢は必要だと感じました。
信頼関係が築けるように、身の周りの小さな事からから始めていけたらと思います。

By 姫

by niwa_biz | 2016-05-19 10:28

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