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女性の活躍する社会

家庭のある男性にとって耳の痛い話をします。

先日、FacebookのCOOシェリル・サンドバーグ氏の「Lean In」という本を読みました。日本語版は2年くらい前に出版されていますので、読まれた方も多いかと思います。
内容としては、女性が社会とりわけビジネスにおいて活躍するためには何をすべきか?どうすればよいか?というものです。
結論からすれば、2つ。1つ目は、女性も常に手を挙げ続けなければならない。2つ目は、社会全体として、男性は外で仕事、家事育児は女性がやるものという旧態依然とした考え方を改めなければいけない。というような内容です。
つまり、女性がビジネスなどでチャンスがあったときに、家事や育児を配偶者にも負担してもらえない場合には、キャパシティオーバーとなってしまうため、あきらめて手を下げてしまう状況が、昔も今も変わらない。そこで社会全体が考え方を改めて、チャンスがある場合には性別を理由にあきらめるのではなく、男性も協力する必要があるということです。

我が家の話をします。
私の妻はフルタイムで働いており、会社では経営幹部としてバリバリ働いております。平日はもちろん、土日なども仕事に行くことが多いため、我が家では家事は分担しています。職場が妻の方が自宅から近いため、家事と育児の負担割合は、4:6、ときには3:7くらいで妻の方が多いですが、お互い仕事人間のため、自然にこの割合が出来上がりました。
手前味噌ですが、よく私は、家事や育児をたくさんやって良い旦那だねといわれます。
しかし、冒頭で挙げた「Lean In」によればこの考え方自体が、女性が家事をするという前提に基づく、古い考え方になると思われます。

今後、女性が活躍できる社会になるよう、男性も家事や育児を負担し、男性観女性観を改めていく必要があるということを実感しました。

TK

by niwa_biz | 2015-09-07 09:23

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