2015年 06月 26日
女性の活躍とジレンマ
仕事上の悩みというものを誰しも少なからず
もっているものですが、最近印象に残った話は、
私が最初に入社した大手金融機関の先輩の話です。
その先輩は、40歳台半ばの優秀な女性の方で年次的にも
上の役職に、という話が出ていますが、最近は政策的に女性
にも役職を、という流れもあって特に白羽の矢がたって
いるのかな、と思います。
しかし、先輩は昇進には消極的です。
どんどん昇進して活躍して欲しい、と思っていたので
ちょっと不思議に思いました。
でも振り返ってみれば、私たちの世代が入社したころは、まだ
女性が会社で出世することは願っていても難しい時代でした。
研修・教育体制もそれに応じたものでした。
そんな中で、幹部候補生として色々な部署を経験してきた
男性社員やごく一部の女性社員と同じ土俵に急に乗せられる
のは、プレッシャーでもあると思います。
政策の転換期として、そういった時代背景にも配慮したもの
であって欲しい、また、一人ひとりの想いを大切にした
人事であって欲しいと思いました。 T.N.
もっているものですが、最近印象に残った話は、
私が最初に入社した大手金融機関の先輩の話です。
その先輩は、40歳台半ばの優秀な女性の方で年次的にも
上の役職に、という話が出ていますが、最近は政策的に女性
にも役職を、という流れもあって特に白羽の矢がたって
いるのかな、と思います。
しかし、先輩は昇進には消極的です。
どんどん昇進して活躍して欲しい、と思っていたので
ちょっと不思議に思いました。
でも振り返ってみれば、私たちの世代が入社したころは、まだ
女性が会社で出世することは願っていても難しい時代でした。
研修・教育体制もそれに応じたものでした。
そんな中で、幹部候補生として色々な部署を経験してきた
男性社員やごく一部の女性社員と同じ土俵に急に乗せられる
のは、プレッシャーでもあると思います。
政策の転換期として、そういった時代背景にも配慮したもの
であって欲しい、また、一人ひとりの想いを大切にした
人事であって欲しいと思いました。 T.N.
by niwa_biz | 2015-06-26 09:58